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    <title>自動車が出来るまで</title>
    <link>http://www.car-story.com/</link>
    <description>車の製造STORY</description>
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      <title>自動車が出来るまで</title>
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    <item>
 <title><![CDATA[自動車工場製造段階、開発]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=18</link>
<description><![CDATA[ここでは、実際に工場で自動車製造に着手する前の工程の中の開発を紹介していきたいと思います。<br />
<br />
<strong>調査</strong><br />
ここでは、売れる車を開発するため、マーケティングを行います。そして、顧客にアンケートをとり、顧客のニーズを探ったり、市場情報やトレンド情報を集め、どんな車を作ったら良いかのヒント集めをします。]]></description>
 <category>01:自動車工場製造段階、開発</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=18</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:57:10 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[総組み立て工程]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=17</link>
<description><![CDATA[ここでは、車体にエンジンやシート、そのほかすべての部品を取り付けていきます。例えば、小型乗用車の場合、一日2交代の16時間操業で年産10から20万台、作業員は1交代200から500人、1ラインあたり、100から200工程、全長500から1000メートルのベルトコンベアに車体が次々に流れていきます。1台あたり1000から2000個位の部品をとりつけていきます。組立工場は大きく分けて、組立工程と検査工程に分かれていて、検査工程は目で見て装備が正しく付いているか、キズなどがないかを見るインスペクションの工程と、実際に車をテスターの上で動かして行うテスト工程に分かれています。<br />
<br />
<strong>組み立て工程</strong><br />
自動車工場の生産管理システムは、ジャスト・イン・タイム方式として有名です。<br />
<br />
JIT生産方式を構成しているものとして、混流生産方式、平準化生産方式、同期生産方式があります。混流生産方式は、ひとつの艤装ラインにセダンとかハッチバック等の車型の異なる車や違う車種を流すことで、これは販売に合わせて、車を生産するということを意味しています。ひとつのラインで多くの車種を流すことは効率的と考えられていますが、工場内物流の面では効率が悪くなります。ラインサイドに置ける部品の量は、少種多量生産でも、多種少量生産でも変わらないので、ひとつのラインで流す車種が増えるほど、順番供給部品として、別の場所でクルマの生産順に部品を供給しなくてはいけません。<br />
<br />
それは順番供給するためのエリアと工数が余分にかかってしまうからです。平準化方式は、部品調達の平準化と艤装ライン内の作業者の負荷の平準化を意味しています。まず部品調達の平準化は、部品発注がまとまって出ると、部品会社では過剰な生産能力や在庫を持つことになります。そして、同期生産方式は、車を生産する順番によって部品を供給する方法で、カンバン方式やＡＬＣを使用しています。また、ALCとデジタル・ピッキングの仕組み活用して、クルマが流れてきた時、取り付ける部品にライトのつくことによって誤品取り付けの防止を図ることもあります<br />
]]></description>
 <category>11:総組み立て工程</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=17</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:56:46 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[性能実験]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=15</link>
<description><![CDATA[ここでは、実際にできた試作車の性能を確かめる工程です。まず、風洞実験を行います。自動車の空力性能は、最高速度などの動力性能だけでなく、燃費、操縦安定性、冷却、空調換気、風切り音、泥はね、ほこりの巻き上げなどとも大きく関係しているようです。今日では燃費の改善という意味で空気抵抗の低減が大きく注目されるようになっています。燃費が改善するということは、二酸化炭素の削減に繋がりことを意味します。一般には、クレイモデルの段階から風洞実験を行い、空力性能の良いデザインを採用する。デザイン決定後も試作車を使って風洞実験を行い、床下のフラツト化等を行い、空気性能を低減させます。実際に、巨大な送風機を使って風を起こし、車が実際に走っている時の風の流れを作り出します。ここで、その車の走行性能を確認していきます。そして、衝突実験を行います。ここでは、試作車を壁などに衝突させ定められた安全基準を満たしているどうかを確認していきます。時速50kmでコンクリートの壁に正面からフロント前面衝突した時の衝撃値が、頭部傷害値HICが1000以下、胸部傷害値が加速度で60Ｇ以下であればよいと決められています。この時乗員に加わる傷害値はあくまでもシートベルトをしていることを前提として傷害値が決められています。HIC1000以下という値は、人体傷害値で重度の負傷を受ける可能性AIS4以上が18％以下であることを示し、AISは人体の損傷の程度を表したもので、ＡＩＳ1が軽傷、2が中傷、3が重傷、4が重篤、5が瀕死、6が死亡を示します。以上の性能テストを経て性能基準、安全基準をパスすると実際の製造工程へ入ってくことになります。]]></description>
 <category>06:性能実験</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=15</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:55:19 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[企画]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=13</link>
<description><![CDATA[ここでは、集められた市場の情報や、現在のトレンドなどの情報を加味し、自動車開発担当者が新しい車のアイデアを話し合います。ここで出され、議論された新車のアイデアが基となり、それを具体化するためにこれから多くの工程を経ていきます。ここでは開発予定のクルマの目指す顧客ターゲットを明確にすることがじゅうようであり、実際全ての自動車は、お客様の問題を解決するために開発されています。生活の場面でその自動車がどのように使用されるか、問題を解決しているか想像できるまで、顧客の特性を絞り込んでいきます。例えば、本田技研のステップワゴンの『子どもといっしょにどこ行こう』は良く顧客層が絞り込まれていることを表すキャッチコピーでした。<br />
<br />
このように、顧客に対して明確でわかりやすい『製品コンセプト』作り上げることが重要になっています。その際使われている手法が5W1Hです。WHOつまり、どんなプロフィールの顧客をターゲットにしていくか、WHEN、いつ顧客は車を利用するか、WHERE、どんな場所で車を利用するか、WHAT、この製品・サービスを利用すると顧客はどんな得や便益や満足感やありがたみを感じるのは感じるのか、この製品・サービスでどんな顧客のニーズが喚起されるか、この製品・サービスを利用することにより顧客の生活状況や方法が変わるのか、この製品・サービスを利用することにより顧客のどんな問題を解決するか、この製品・サービスを利用しているときに顧客は同時に何をしているかどうか、そしてWHATELSE、この製品・サービスを利用しているときに、顧客は他に何を考えているか、HOW、顧客の問題を解決するのに、今まではどのような解決方法を利用していたのか、顧客はこの製品・サービスを、どのような理由で使い出したのか、どのようにして顧客はこの製品・サービスのことを知ったのかどうかという戦略を基に製品開発しているようです。]]></description>
 <category>02:企画</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=13</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:52:40 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[新車のデザイン]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=12</link>
<description><![CDATA[上記でまとめられた新車のコンセプトが、デザイナーの手によって具体化されていきます。まず、スケッチやコンピューターによって新車のデザインが描かれます。商品コンセプトが固まると本格的なデザイン作業を開始していきます。最初に行うのが、パッケージレイアウトの作成です。パッケージレイアウトとは、どのようなプラットフォームとかシャシーにどのように人を乗せ、荷物を載せるかを計画することです。これで自動車の寸法、全長、全幅、全高、ホイールベース、トレッド、は大体決まります。そして、ベェラム紙という裏からも描ける半透明の紙などを使用し、マーカーやパステルでスケッチを描いていきます。<br />
<br />
最近ではコンピュータ・グラフィックの利用が盛んになり、二次元のスケッチを感圧ペンを用いてコンピュータに入力し、三次元モデルに展開することができます。三次元マスモデルを作成すれば、グラフィックソフトを利用して、遠近感や陰影をつけることによって、写真と同等のスケッチが作ることができます。アイデアが固定したら、できつつあるパッケージレイアウトにそのアイデアをと重ね、モデルをつくるための図面を描きます。<br />
図面といっても自由に曲る黒いテープを使ったテープドローイングという簡易図面を使ってサイドを描き、この図面をベースにモデルを作っていくのです。その過程では多くの仮デザインが作られ、入念に精査されます。ここのデザインのでき次第で、その車売れ行きも変わって行きます。そして、ある程度絞られたデザインを自動車デザインチームで検討し、修正などを加えていきます。<br />
<br />
次にクレイモデルで決まったデザインを基に、新車のイメージを具体化していきます。まず、粘土で模型を作っていきます。その際、実寸で作り、新車のディテールを追求していきます。これにより、実際に車ができた時の風合いをイメージできやすく、デザインの修正も、易くなります。モデルにはインダストリアルクレイという55度くらいに加熱すると柔らかくなり、常温で硬化する粘土を使います。硬化するとちょうどチョコレートのような感じになり、スクレイパーという道具で削り出します。この作業は、とても熟練とセンスを要求される作業で、特別に育成された技術者が担当するのが普通です。<br />
]]></description>
 <category>03:新車のデザイン</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=12</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:52:06 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[自動車の設計]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=11</link>
<description><![CDATA[完成したデザインを基に車を実際に設計していく過程です。ここでは、まず車体を設計し、そのあと、車内やエンジンを設計するのはもちろんのこと細かい部品まで設計します。そして、コンピューターの中で、実際に細かい部品の情報を含んだ新車を組み立ててしまいます。]]></description>
 <category>04:自動車の設計</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=11</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:51:39 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[試作車の製作]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=10</link>
<description><![CDATA[新車の設計を基に、実際に自動車を作ります。その際、部品の一つ一つまでプロトタイプを作り組み立てていきます。ここで、コンピューターの中だけで具体化されていた新車を実際に作ることで、より細かい所までの部品やデザインを知ることができます。]]></description>
 <category>05:試作車の製作</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=10</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:51:27 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[生産工程]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=9</link>
<description><![CDATA[ここでいよいよ、生産に入り、実際の工場にラインが作られ、新車が大量生産されます。自動車の製造コストは大雑把に言えば、調達部品が７割程度であり、人件費は残り３割のうち半分程度です。残りの半分の１割５分は、固定費でです。自動車工場のローコスト・オペレーションの基本は、工場管理の無駄を省き、人件費を含めた固定費を省くレイアウトの工夫にあり、各製造過程でコストカットが努力されています。<br />
ここでは、その各工程を紹介していきます。<br />
]]></description>
 <category>07:生産工程</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=9</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:49:53 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[車体工場]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=8</link>
<description><![CDATA[<strong>車体工場</strong><br />
自動車産業の歴史を見ると、溶接部門とプレス部門は独立していましたが、現在は、２つの部門は連携し、一つの工場として運営されるようになりました。さらに、プレス部門が取り替えの短縮を図るため、次の工程の溶接部門と同調し、運営の効率化を図ることがなされています。<br />
<br />
<strong>プレス部門</strong><br />
プレス部門は普通、二つの工程から成り立っています。ただし、小物部品に関して２つの工程が一緒になっていることもあるようです。しかし、多くの場合、自動車工場では大きな部品を数多く扱っているので、２つの工程に分けたほうが、効率が良いようです。そこで、これからこの２つの工程を紹介していこうと思います。　<br />
<br />
<strong>シャー工程</strong><br />
まず、工場に巻かれた鉄板の板が届けられます。自動車に使われる鉄板は、ホットストップミルで１から２ｍｍの厚みに加工された後、コールドストップミルでさらに薄くされます。製品はそれぞれ熱延鉄板と冷延鉄板と呼ばれます。車には、熱延鉄板も使えわれますが、多くの部分は冷延鉄板が使われています。巻かれた鉄板であるコイルはシャーで板取りされてから、プレス機械にかけられます。この板取りされた鉄板はフランクと呼ばれています。また、シャーには、コイルからとりだす、アイコンラーが取り付けられています。<br />
<br />
ここで、使用される鉄板は、コイルセンターと呼ばれるところで加工されていることが、実際は多いようです。特に協力会社では、ほとんどコイルセンターで加工されたものが使用されています。ここにも、加工の種類が３種類あります。一つが、スリッターと呼ばれるものです。これはコイルを縦に割った形状をしている製品です。２つ目は、レベラーと呼ばれるもので、コイルを横に割った長方形の製品です。このレベラーに、フープ製品をかけてシート製品を作ることが多いようです。最後にブンキングです。ここでは、金型を使用し、ある形状の鋼板を切り抜きます。特に大型のプレス機で使用されることが多いようです。<br />
<br />
<strong>プレス工程</strong><br />
自動車工場で一番、量産が重視されているのが、プレス工場です。プレス機械にはダンデムプレスとトランスファープレスの２種類あります。ダンデムプレスは一つのプレス機に一つの金型をセットし、複数のプレス機を連動させます。<br />
<br />
一方、トランスファープレスは、一つのプレス機に複数の金型のプレス機をセットし、ブランクを金型に送りプレス加工を行っていきます。日本の自動車工場では、以前はシングル段取りと呼ばれて、１０分以内の型交換が行われていた。しかし、現在では、一つの部品を加工するのに最高５組の金型を使用しています。<br />
そして、２分で金型を交換できる自動段取り装置を備えたプレス機が一般的になっています。プレス機械は２つの自動化があります。ひとつが、板取りした鋼板をドラムフィールドから金型を次々に流していく自動化です。もう一つが、金型の自動取り付け取り外しです。このプレス機は１９７０頃から広がっていきました。この装置はダブルボルスター型金型交換装置と呼ばれています。これは、作業の終了した上下の金型をボルスターという台に載せたまま、左あるいは右にトコロテン式に押し出し、同時に次の作業に必要な金型を自動的にプレス機に搬入するものです。このシステムを利用するとプレス作業を行いながら、次の作業のための金型を用意することができます。<br />
<br />
金型の板取りを確実にするために、チェックリストで本当に金型が準備されたか確認します。また、最初の一枚目は正しいスペックかどうかチェックされます。完成したプレス部品は溶接部門との間に作られた立体倉庫に保管されます。溶接部門に運ばれ溶接にかけられます。プレス部品の不具合は鉄板の不均一が多いようです。このようなコイル鋼板に起因する不具合の多くは、クッション圧調整によって解消されます。ノックアウトピンやクッションピンと呼ばれる上下の金型にかかる圧力緩衝装置内の空気圧調整を行います。ただ、どのくらいのクッション圧にすれば各製品の要求精度を達成できるかは、鋼板の暑さの不均等性、金型とプレス機械、装置の状態によって大きく左右されるようです。<br />
<br />
鉄鋼コイルは表面加工を行わない鋼板も使用されています。しかし、最近は表面加工したものの利用が増えているようです。表面加工されたものは、表面にメッキでコーティングしさび止めをしています。また高張力鋼版は張力の優れた鋼板で、加工もしやすい強度のある鋼板です。その他に、レーザーミラー鋼板は高鮮映性鋼板と呼ばれるものがあります。鋼板を形成するプレス工程では、ブランクと金型との摩擦を避ける為、潤滑油を塗ります。この潤滑油を保つため、小さい凸凹を表面に付けています。これをレーザーダル加工と呼びます。これで車体の見栄えが良くなり、プレスのできがよくなるようです。<br />
<br />
<strong>溶接部門</strong><br />
溶接部門は複数の板金部品を溶接し車のボディを作る工程です。溶接組み立てしたボディのことをホワイトボディと呼びます。このホワイトボディの出来が、完成した自動車の品質にむすびつくようです。溶接組み立てラインはコーポネントライン、組み立てライン、増打ラインに分かれています。コンポーネントラインはアンダーボディ、サイドボディ、ドア、ルーフ、フード、トランクリッドから成っています。組み立てラインは、本田技研鈴鹿工場のゼネラル・ウェルディング・マシンによってアンダーボディにサイドボディとルーフを取り付ける工程です。マシンは、道具を交換することで、どんな車種にも対応します。増打ラインは、テレビでよく使われるラインです。ボディに必要な強度を出す作業を溶接で行っています。そして、組み立てラインの効率を上げるため仮止めして、強度確保の為の溶接は増打ラインで担当しているようです。増打ラインでは、モデルチェンジに対応しやすく、ロボットの制御を変えるだけですむようです。このようにしてできたボディはベアボディと呼び、ドアのコンポーネントをボルトで組み付けして、検査しておわりとなります。<br />
溶接組み立てラインは４つの要素から成り立っています。それを紹介していきます。<br />
<br />
1.多関節形ロボット <br />
2.治具 <br />
3.搬送装置 <br />
4.ＡＬＣ<br />
]]></description>
 <category>08:車体工場</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=8</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:49:32 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[塗装]]></title>
 <link>http://www.car-story.com/index.php?itemid=7</link>
<description><![CDATA[車の塗装はボディの素材である鋼板の錆びを予防し、美観を整えることに役立ちます。塗装は下塗り、中塗り、上塗りの三重構造になっています。下塗りはボディと塗料のなじみを良くし、錆を防ぐためにも大きな効果を発揮します。中塗りは下塗りの表面を平らにし、上塗りの美しさをだす役割を持っています。そして、上塗りはソリッド塗装とメタリック塗装があります。メタリックはベース塗料とクリアー塗料に分けられ、このベースの色で車の色が決まります。このベース塗料だけを使うのがソリッド塗装です。メタリック塗装ではベースにアルミ片を入れて上にクリアー塗装で表面を保護したものです。下塗りから上塗りまで平均０．１５ｍｍの厚みしかありません。<br />
<br />
高級車のベンツは、日本において、その塗装評価は高くないそうです。それは、彼らの技術が低いのではなく塗装の基準が異なるからです。日本は四季がはっきりしていて色に対して細かい感覚を持っているので日本車の塗装は細かいそうです。また、最近、ポロの車体の色が倍増したそうです。これにより、顧客の色に対する要望により答えられるようになったそうです。以前はデザインに関係なく、流行色ということで塗装を決めていました。しかし、最近ではスタイルによって色を決める傾向にあります。トヨタ自動車ではスタイリングのデザイナーの他に、カラーデザイナーがいて、塗装の色を変えることで車のイメージを変える手法を取り入れたモデリングが行われるようになっています。スタイリングによる陰影の付け方によって、同じ色を塗っても明度が変わってくるので、スタイリングと外色が密接に関係し、それによって微妙な変化を付けることが多くなりました。<br />
<br />
特に、小型車ではこの傾向が強いようです。小型車はスタイリングの自由度が少なく、価格も安く、量産を前提にしなければ成り立たないのですが、しかし、同じスタイリングのクルマが道路に溢れると、消費者の購買意欲は落ちてしまう。それを避けるために、外色が異なればスタイリングが同じでも受ける感じのスタイリングを重視しているようです。設備面では、外色の多色化に対応した設備が必要となるとともに、低コストで多色化に対応できることが必要になってきました。同じラインで多品種を流している工場では、既存設備にある色を塗ることから、車種ごとに選んだ色を塗る必要になるでしょう。<br />
塗装工場は次の４つの工程からできています。<br />
<br />
<strong>前処理＋下塗り塗装</strong> <br />
塗装の障害となるのは錆と油です。鋼板に発生する錆は、鋼板の品質の向上等と防錆油によって防いでいて、前処理工程では少量の錆しか前提として処理していないようです。一方、油は防錆油やプレス加工時、特に絞り加工を行う時、潤滑油として使用しています。前処理はこの油をとる脱脂工程と、塗装が鋼板に付きやすくするための表面調整としてリン酸化皮膜の作成の２つであります。電着塗装は1963年にアメリカのフォード社が、自動車ボディの下地塗装に採用して以来、急速に全世界の自動車工場に普及しました。電着塗料の原理は電気メッキと同じであり、タンク中に水溶性または水分散形塗料を入れ、塗装する伝導性被塗物である自動車ボディを浸漬します。<br />
<br />
自動車ボディを陰極(－)とし、タンク陽極(＋)とし、この間に通電すると、荷電を持った樹脂粒子は電気泳動によって自動車ボディ面に移動して析出していきます。電着塗装開発の初期には、アニオン形が主流であったが、現在では防食性に優れ、つきまわり性が向上したカチオン形に替わっています。自動車ボディ作製段階で最も多く使用するスポット溶接では、溶接面の周囲に微小ながら隙間ができます。電着塗装面では電気抵抗が上昇し、抵抗の少ないところに塗料が析出していって、つきまわり性が向上してゆくのです。その後、電着槽から引き上げられた自動車ボディは水洗して余分な塗料を除去して、焼き付けを行います。<br />
<br />
<strong>シーリング</strong><br />
スポット溶接では板金部品と板金部品の間に、微細な隙間ができます。その隙間から室内への水漏れ防止のために、ビニール樹脂を主としたシーリング材で目止めを行うのです。同時にタイヤハウス内等に飛び石等による塗装の剥落防止のためにアンダーコートを塗り、シーリングとアンダーコートは大部分が自動化されロボットで塗られます。　また、フロアーに固有振動や共鳴を防ぐためのサイレンサーとして、防振材を敷く。以前はアスファルトシートとも呼ばれていたが、今はPVCとも呼ばれ名前のとおり塩化ビニールでできているのです。そして、その後シーリング炉で焼付けを行い、樹脂をボディに硬化させる作業に入ります。<br />
<br />
<strong>中塗り塗装、塗り塗装</strong><br />
中塗り・上塗りは安定した塗装面を得るため、専用のブースの中で静電塗装機を使って行っています。静電塗装機は被塗物、つまり自動車ボディを陽極(＋)に、塗装噴霧装置を陰極(－)として、この間に数１０ｋｖの高電圧を加えて静電界を形成してゆきます。塗料粒子を(－)に帯電させて噴霧すれば、静電引力によって被塗物に吸着されます。これにより塗着効率とつきまわり性が向上するのです。<br />
<br />
以上で車体の工程が終了し、車体が出来上がります。次に自動車の心臓部といえるエンジンの製造工程を紹介します。<br />
]]></description>
 <category>09:塗装</category>
<comments>http://www.car-story.com/index.php?itemid=7</comments>
 <pubDate>Tue, 30 Aug 2005 22:47:56 +0900</pubDate>
</item>
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